今でこそ逞しく成長してくれましたが、他の職員さん方と同様に子どもが小さな頃は頻繁に熱を出したり中耳炎にかかっては遅れての出社や休まざるを得ないこともありました。明らかに「今日休んだら大変だろうな…」という日でも、スタッフさんたちは家庭のことを一番に心配してくれる、そんな利他的な事業所の雰囲気にいつも助けられています。

「おはよう」「行ってきます」「ただいま」「おかえり」「おやすみなさい」はお互いきちんと言うように決めています。あと寝る前に子どもと背骨が折れるくらい強く「ぎゅ～っ」と抱き締め合って、幸せホルモンを脳内に沁み渡らせて寝ることにしています。

妻と私が共通の休みの日は、早起きして三人で海や少し遠くの公園へ足を伸ばしたりします。「寿光園」で相談員をしている義姉さんの6歳の娘さんが、起きたらすでに我が家に居て、四人で出掛けることもあります。また、夫婦共に寝坊してしまいダラダラ過ごす日は遅い朝食を私が作り、おもむろに掃除を始め出す妻を尻目に、手伝いたくない私たちはそーっと網を持ってセミ捕りに出掛けます。捕ったら100％すぐ逃がす息子のキャッチ＆リリース癖は、バス釣り好きな父親のDNAかもしれません。触るのが恐いだけとは思いますが。

偉そうに「育パパ」などと呼べる私ではありませんが、いつも私を支え、元気をくれる家族には本当に感謝しています。同様に私をいつも笑顔にしてくれるスタッフさんや児童さんのおかげで、毎日がとても充実しています。

※この写真のどこかに「ちくしの荘デイサービスセンター」城戸管理者（育パパ）のお嬢さんがいます。　
同じ保育園に通っていることを最近までお互い知りませんでした（笑）