2021.01.05 [ブログ]
12月の施設内研修のテーマは身体拘束廃止の意識啓発についてでした。
ちくしの荘では身体拘束は行っていません。
しかし、身体拘束をされた人の気持ち、する側の気持ちを体験するため施設長を含む職員全員で疑似体験を行いました。
今回の疑似体験に事務所の職員にも声をかけて参加してもらいました(๑و•̀ω•́)و
車椅子に手を縛られる3名
そのメンバーには園長も・・・きゃ(•’Д’• ۶)۶っっ!!!
車椅子に胴体を縛られる3名
ベッドに手足を縛られる1名
少しきつめに縛りました(´ฅωฅ`)‧º·˚.
ベッドに縛られた職員は廊下の端っこの方で・・ฅ(๑*д*๑)ฅ
拘束されたまま会議を続行、40分程同じ体勢のまま。
≪された側の気持ち≫
・怖かった。
・痒いと思っても掻けないのでイライラした。
・嫌だった。
・惨めだった。
・写真で撮られるのが恥ずかしかった。
≪した側の気持ち≫
・申し訳なかった。
・痛くするのがかわいそうできつく結べなかった。
・嫌だった。
初めは身体拘束することに対して「申し訳ない、おかしい」と思っていても慣れることで何も感じなくなるということもあるようです。
この研修を通して、正しい知識を身に付けることと意見を言いやすい環境を整える事の大切さを再認識しました。