毎月、あおぞら縁では、カレンダー作りを行っています。 以前児童さんに、『あおぞら縁は何で毎月カレンダーを作るの？』と聞かれた事がありました。 その時は、一瞬なんでだろうと考えた事があります。 数年前のあおぞら縁のカレンダーは、スタッフがアイディアを出して中心に進めていたような気がします。 私も最初の頃は、自分で決めたテーマに沿って児童さんたちにやってもらっていました。 あるカレンダー作りをしていた時に、児童さんが自分でアレンジして模様を描いてくれた時がありました。 そのアレンジがとても華やかで個性が出てる印象で、児童さんたちにテーマを決めてもらったら、楽しいかもしれないと思いました。 それ以来、児童さんに月ごとにテーマを決めてもらうようになりました。 1月はお正月、10月はハロウィン、12月はクリスマス等 それに合わせてスタッフが下絵等を模造紙に描くのですが、それに貼る折り紙は何色にするか、マジックや色鉛筆で色塗るのはどうか等 児童さんと決めて行う事も増えました。 あおぞら縁に飾る物は皆で作って進めたいなぁという思いから、カレンダー作りは始まったような気がします。 カレンダー作りには、必ず3つの工程を入れています。 ①ハサミを使って切る工程 日付や曜日等が印刷されてある紙を、きちんと枠に沿って切れるか。 ②のりを使って貼る工程 液体のり等、力加減を調節して、適切な量を使えるか。 ③折り紙を細かくちぎる工程 適切な大きさに、丁寧にちぎれるか。 どの工程も、手先の微細運動に効果を表しています。 また、下絵に折り紙等を貼る際に、皆でバランスを考えながら行うので、協調性も出てきています。 今月も、また素敵なカレンダーが完成しました。 児童さんたちの成長も見られる、カレンダー作り。 また、紹介していけたらと思います。 あおぞら縁　脇田 ———ご見学のお問合せは下記————— MAIL:aozora-en.setagaya@homan.or.jp 社会福祉法人 宝満福祉会　あおぞら縁 154-0005東京都世田谷区三宿2-38-7 加納屋ビル201